餅による窒息事故に注意

東京消防庁、高齢者などのお餅(もち)窒息事故に対し注意喚起(最新)

http://www.tfd.metro.tokyo.jp/camp/2018/201812/camp1.html#noteSuffocationDeath

 

毎年12月から1月にかけて餅による窒息事故が多くなります。

東京消防庁管内1)では、平成25年から平成29年までの5年間に、餅2)をのどに詰まらせて、521人が救急搬送されています。

特に高齢者(65歳以上)が多く、約9割を占めています。

年末年始には、餅を食べる機会が増えるので、注意が必要です。

1)東京都のうち稲城市、島しょ地区を除く地域

2)団子等も含みます。

 

年別の救急搬送人員

過去5年間で餅をのどに詰まらせて救急搬送された方は毎年100人前後おり、その多くの方が65歳以上の高齢者です(図1)。

 

図1 年別の救急搬送人員

月別の救急搬送人員

月別にみると、最も多いのは1月で205人、次いで2月が59人、12月が58人となっており、冬場に多くなっています(図2)。

 

図2 月別の救急搬送人員(過去5年間)

年齢層別の救急搬送人員

救急搬送された人の年齢層(5歳単位)をみると、65歳以上の年代に多く発生していることが分かります(図3)。

 

図3 年齢層別の救急搬送人員(過去5年間)

平成29年度中の初診時程度別搬送人員

餅による事故では、救急搬送人員の約7割が中等症以上と診断されています(図4)。

 

図4 平成29年中における救急搬送時の初診時程度別割合

餅による事故を防ぐポイント

  • ①餅は小さく切って、食べやすい大きさにしましょう。

  • ②急いで飲み込まず、ゆっくりと噛んでから飲み込みましょう。

  • ③乳幼児や高齢者と一緒に食事をする際は、適時食事の様子を見るなど注意を払うよう心がけましょう。

  • ④いざという時に備え、応急手当の方法をよく理解しておきましょう。

事故事例

事例1

自宅で食事中に餅を喉に詰まらせて息苦しそうにしていた。
【80代・重篤】

 

事例2

お雑煮を食べていた際、突然苦しみだし、顔が真っ青になり倒れ呼びかけに反応がなくなった。
【60代・重篤】

事例3

祭りで餅を食べていたところ喉に詰まらせて喋れなくなった。
【3歳・軽症】